
今回は特に体育館の中でのスポーツ(バレーボールやバスケットボール等)で、選手を撮影する時に特におすすめのカメラをご紹介します。
そうです。
簡単に言えば、選手の追っかけをしている方向けの記事です!
ただ、カメラは普通に景色を撮る時にも使えますし、お子様の撮影にも使えますので、写真を撮ることが好きな方、一眼レフデビュー(特にフルサイズデビュー)しようと思っている方も是非読んでみてください。
今回は私が調べに調べ尽くして、最終的に購入して使ってみたSONY α7 IIIのレビューとそもそもなぜSONY α7 IIIを選んだのかを書いていきます。
目次
SONY α7 IIIの機能
そして、最初に言ってしまいますが、SONY α7 IIIめちゃくちゃ良いです。
体育館でのスポーツの撮影はもちろん、外でのスポーツや日常を撮るのもおすすめです。
特に人を撮るときにおすすめですが、景色もかなり良い感じに撮れちゃいます。
SONY α7 IIIのスペック
・画素数 約2420万画素
・高速連写枚数 最高約10コマ/秒高速連写
・重さ 約650g(一般的な一眼レフカメラ約850g)
・連続撮影可能枚数 最大177枚
・撮影可能枚数 最大710枚
・光学式5軸ボディ内手ブレ補正
・レンズの種類が豊富 (49本の専用設計レンズ)
・4K動画
・サイレント撮影可能(連写時も対応)
・デュアルスロット
SONY α7 IIIを選んだ理由
スポーツカメラマンの多くがSONYを使っているから。
大好きな写真家の蜷川実花さんがSONYを使っているから。
という理由もあるのですが、機能面では大きく分けて四つ理由があります。
まず、今回私の中で想定されていた主な撮影のシチュエーション(「何を撮りたいか」はカメラ選びでとても重要です。)
・体育館での人の撮影に適していること
・景色や外での撮影で色の表現がナチュラルでかつ綺麗に撮れること
フルサイズであること
まず一つ目のフルサイズであること。
カメラには35mmフルサイズとAPS-Cというセンサーの大きさの違いがあります。
このセンサーはカメラの心臓とも呼ばれるようなとても重要な部分なのです。
センサーが大きい方が良い理由
多くの光や情報を取り込む事ができる
☞豊かな色の表現が可能、ぼかしを強くできる、暗いところでも綺麗に撮れる
高画質の写真を撮る事ができる
☞編集に強い、印刷に強い
価格帯
二つ目価格帯。
もちろん、誰だって無限にお金を持っていたら、100万円するカメラとかレンズとか買いたいですよね。
でもあなたにも予算はあると思います。
今回はトータルで約30万円(カメラ約20万円、レンズ約10万円)でした。
高すぎる!と思ったそこのあなた。これでもかなり安く抑えた方なのです。
SONYの最高級機であるα9とか、本当に良いカメラは高いのです。SONY α9 iiのお値段なんと¥521,619(2020年4月現在)。
今の時代はスマホのカメラもかなり進化しています。
どうしても高いお金を出してでもいいカメラをという方はお金をためてα9を買うのもありだと思います。
逆にもっと安くても十分という方もいるかもしれませんが、やはり使ってみなければその凄さや違いは永遠にわからないままです。
実際私も、カメラにこの金額を払うことはかなり勇気のいる決断だったので、少し冷静になって、かなり調べました。
なので、私みたいに迷っている人の背中を少しだけ押すことができたら良いなと思います。
カメラやレンズを選ぶ際は、予算に合わせて色々な裏技というか工夫次第で価格を抑えることができるので、それも後ほどご紹介します。
オートフォーカス(AF)の性能
三つ目、これが今回1番の理由かもしれません。
オートフォーカス(AF)の性能が良かったことです。
私も本当にカメラ初心者だったので、最初はAFと言われてもなんぞや?という感じでした。
しかし、実際にカメラを購入するのであれば、最低限の知識は付けておいた方が、最終的に自分に合ったカメラを購入する事ができると思うのでまずは最低限の知識を付けておきましょう。
まず、ここで簡単に説明しておくとオートフォーカス(AF)とは、カメラのピントを勝手に合わせてくれる機能です。
先ほど少しご紹介したSONY α9シリーズというSONY α7シリーズよりもよりも高性能で、プロの方々が使っているようなカメラと遜色ないくらいのAF性能が搭載されています。
ということはSONY α7 iiiでもかなりプロ級のクオリティで撮影する事ができるということです。
これは実際にSONY α7 iiiを使ってみた私の感想ですが、撮影の技術がなくてもプロっぽい写真が撮れます。
私自身もともとただ単に写真を撮るのが好きな人なだけで、どこかで写真の事を学んだわけでもなくいつもなんとなく撮りたいものを撮りたくて撮っているタイプです。
そんな私にでも使えるのだから、誰でも使えます。

SONY α7 iiiのAFの性能
・撮影範囲の約93%をカバーする広範囲にAFのセンサーを搭載
☞例えば撮りたい人が画面の隅っこにいてもセンサーで検出できる
・AFの速度、追随性能が高い(旧モデルの約2倍)
☞動いている人でもすぐにピントが合いやすい
・AIを活用した新技術によって、リアルタイム瞳AF機能が進化
☞動いている人の瞳をシャッター半押しで追いかけてくれる
・リアルタイム瞳AF機能は動物も可
☞動物も人間を撮るときでもピントが速く、しかも追いかけてくれる
高速連写
SONY α7 Ⅲには最高約10コマ/秒という高速連写機能が備わっています。
Canon、NIKONなどで同じくらいの価格帯のカメラも調べたのですが、全て最高が10コマ以下でした。
なので、本体で20万円前後の予算の方であれば、SONY α7 Ⅲには最高約10コマ/秒が最高なのです。
ちなみにSONY α9は最高約20コマ/秒という驚異の高速連写機能がついています。
実際に使ってみたメリットとデメリット
デメリット
重いものを付けると結局重い
短時間の撮影、レンズが小さい場合なら問題ないのですが、長時間の撮影の場合(特に試合を撮影したい場合)はずっと持っていると腕が筋肉痛になります。笑
私は70-300mmの望遠レンズも購入したので、レンズだけでも約1kgありカメラ本体よりも重いです。
そういった場合は三脚や一脚等を準備すると良いでしょう。
SONYの純正レンズは値段が高い
私は実はSONYのカメラにCanonの望遠レンズをつけています。
というのも、同じ望遠の70-300mmレンズでもSONYは約15万円、Canonは約5万円で買うことができるのです。
厳密にはSONYの本体にCanonのレンズをつけるためのマウントコンバータと呼ばれる変換する物も必要なので、Canonの場合はトータルで約8万円になります。
それでも約7万円違えばその他のアイテムがかなり色々揃えられるので、今回私はこういう買い方をしました。
もちろん純正レンズの方がAFの性能をそのまま生かせたりするのですが、私はそれほど気にならなかったです。
少しでも安く抑えたいと考えている人はこちらも参考にしてみてください。(これ実はさらっと安く買う裏技です)
メリット
動画も写真も想像以上に綺麗すぎる
やはり4Kというだけあってかなり綺麗です。
最近では画素数が4000万や6000万を超えるモデルも登場していますが、もちろんその分カメラの値段はかなり上がります。
画素数が上がるとメモリーカードもすぐに消費してしまうので、ランニングコストもかかさみます。
なのでどうしても大きな紙に印刷したいとか、そういった理由がなければ、SONY α7 Ⅲの2420万画素は、一番金額的にもクオリティ的にもバランスが良いモデルと言えるでしょう。
暗いところでもかなり強い
体育館だとどうしても暗くなってしまったり、体育館の照明の関係で黄色がかった色になってしまったりするのですが、SONYは色の再現度が高いという売りもあるのでとても自然な色でかつ綺麗に撮ることができます。
暗い場所でもしっかりと写真も動画も鮮明に撮影が可能です。
オートフォーカス(AF)が速い
Canonのレンズを使用してもかなり速く人の瞳を見つけてくれていました。
1回目の使用時からかなりプロっぽく撮影ができたので、初心者の方でも安心して使うことができます。
大事な瞬間を撮るにはもってこいですね。
バッテリーの持ちが良い
本体自体のバッテリーのもちもかなりいいです。
どうしても心配な方は持ち運びの充電器を持って行ってもいいかもしれません。
という訳で、SONY α7 III をご紹介しました。
こちらはレンズとセットで¥231,980(2020年4月現在)となかなか安い金額ではありません。
購入者の私は実際にかなり迷いましたが買ってよかったので、検討してみてください。
もう少しスペックが低くても良いかな〜という方はSONY α6400とかもいいかもしれません。
Amazonで購入される方はプライム会員もおすすめです。
私も入っていますが、無料で映画やドラマがみれたり、翌日配送も便利。
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それでは、少しでも参考になれば幸いです。